最近、石井光太さんのノンフィクションを読んでいます( `ー´)ノ
たんたんと悲惨な日本の裏の現実をかたられます。
今回は
日本の移民問題ですね。

今回の政権で「技能実習」→「育成就労」にかわったのでホットな内容です。( `ー´)ノ
以前、言葉が通じず病院に行けないベトナムの方々の診察をしていたこともあり
接点のある話題でした。

ニュースでは
外国人犯罪や移民問題が
取り上げられることがありますが、
この本を読むと、
その背景には私たちが普段あまり目にしない現実があることを痛感しました。
本書には
ブラジル人、
ペルー人、
ベトナム人、
中国人など、
日本で暮らす外国人への取材が数多く収められています。

多くの人は夢や希望を持って来日します。
しかし、
言葉の壁や偏見、
差別、
就職の難しさ、
低賃金労働などが重なり、
社会の中で孤立していく姿が描かれていました。
読んでいて、日本社会にも外国人を受け入れる難しさや厳しさがあることを強く感じました。
ほんとに、読んでると
日本人の心って狭って思います( ゚Д゚)
社会に溶け込めず→貧困になり→犯罪をせざる得ない
みたいな構図がたくさん出てきます。

一方で、
本書は外国人コミュニティの闇にも踏み込んでいます。
ブラジル人ならブラジル人、
中国人なら中国人というように、
それぞれのコミュニティの中で麻薬の売買や犯罪組織が生まれ、
日本社会から見えにくい
「もう一つの社会」が形成されている実態が紹介されています。
日本人や警察の目を避けるため、
閉鎖的なコミュニティの中だけで犯罪が行われることもあり、
その様子は海外のスラム街を思わせるほど生々しいものでした。
ちなみに、麻薬も蔓延してるようですが、日本人に手を出さなければ
警察もやくざも基本、関与してこないとうことも書かれてます( ゚Д゚)

この本を読んで感じたのは、
外国人の犯罪のニュースだけみてると
「外国人だから危険」となってしまいますが、
背景には頑張って日本に来たのに
日本人による偏見から
社会から外れて貧困となり、
追い詰められ、犯罪に巻き込まれる土壌が生まれている。
そんな闇がみれました。
本書は、その複雑な現実を当事者への取材を通して伝えてくれます。
今回、育成就労に変わったり、本書でも記載されますが、日本に来るために借金してくることが問題のようで、それを支援する制度が始まったり環境改善が期待されます。
1000万人まで外国のかたが増えるとのニュースもあります。
賛否両論ある問題ですが、皆が幸せに豊かに暮らせる世の中になるといいとおもってしまう一冊です。