今年はコロナワクチンも2回打ったし、
これからインフルエンザワクチンも打つし、
ワクチンずくめですが、
もう1つ大切なワクチンがあります。( -᷅ ·̫ -᷄ )✧
それは、肺炎を予防する
肺炎球菌ワクチンです。
肺炎球菌とは
肺炎球菌は肺炎を引き起こす代表的な細菌です。
成人の肺炎で最も頻度が高いです。(25-40%)
また、コロナ肺炎で体力がおちているところに追い討ちをかけるように肺炎球菌による肺炎を併発することもあります。
また、肺炎球菌は1種類ではなく90種以上いるといわれていますΣ(゚д゚;)
※高齢の方で飲み込みがわるく、唾液や食べ物が肺に入っておこる誤嚥性肺炎はまた違う菌ですのでこちらには効果はありません。
肺炎球菌ワクチン
高齢者や、糖尿病や心臓病、呼吸器疾患、脾臓をとっているといった持病をもっている方は
特に肺炎球菌による肺炎にかかりやすく
予防のために
肺炎球菌ワクチンを接種しておきましょう。
肺炎球菌ワクチンは下記2種類あります。
ニューモバックス
こちらは肺炎球菌の細菌のうち23種類に効果があります。
うってから5年間効果が持続します。
65歳以上になると5年刻み(65歳、70歳、75歳、、、100歳)下記手紙がきて、一生に1度だけ国からの助成金がでます。(負担はだいたい5000円)
なので、例えば70歳で1回打ってから、
その後は自費(8350円)になりますが5年おきにうつのがベストです。
※前回から5年経たずに打つと、打った場所が強く腫れることがあります。
プレベナー
こちらは肺炎球菌のうち13種類に効果があります。
効果は一生涯続きます。
ニューモバックスとプレベナーどちらか打つのではなく、両方うつと効果がアップします。
だいたい12000円くらいです。
例えば国の助成金がでない65歳以下で肺炎球菌ワクチンをやるなら、
まずプレベナーをやることをおすすめします。
65歳以上であれば、ニューモバックスのあとに1年あけてからプレベナーを打つことをおすすめします。
まとめ
年齢が上がるほど肺炎にかかりやすく、悪化して命に関わることもあります。
65歳以上で肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)のハガキが来たら接種、余裕があれば5年おきに接種(ニューモバックス)、そして、どこかでもう一種類のワクチン(プレベナー)も接種することが望ましいです。
当院でもワクチン接種をすることが出来ますので、是非ご連絡ください(>人<;)