胸水、腹水穿刺

当院では胸水・腹水を抜く治療を行っています。 ガンなどで胸やお腹に水が溜まった時に抜く治療です。

実際の流れ

超音波で水の位置を確認します。同時に針を刺した時に肺や腸などを傷つけない安全な位置、水が十分溜まってるいちを探します。
最近は携帯と連動できる小さいエコーがあるのでご自宅でも簡単にできます。↓
やること自体はそんなに難しくなく 超音波で確認→消毒→局所麻酔(歯医者さんの麻酔みたいなやつ)→点滴の針をお腹に刺して水を抜く(1時間くらい)
大切なのは、水を抜いている時に具合悪くなった時の対応です。 気分がわるくなったり、血圧が下がったり、脈が遅くなった時の対応です。いろいろ薬を準備してやります。
また、胸水、腹水を抜いたあとはその影響で一時的に悪寒や38℃くらいの高い熱がでますのでカロナールなど準備しておく必要があります。(熱は1度のみですぐ下がります) 抜いたあとはかなり元気になる方が多いです。
ただし、水がたまる原因を取り除いているわけでいのでまた溜まってる来ることが多いです。 だいたい週1回を目処に水をぬいていきます。 分からないことがあれば御相談ください。
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