『1918』を見ました。
これは第一次世界大戦の西部戦線を描いた作品です。

同じ第一次世界大戦を扱った有名な映画である
「西部戦線異状なし」
がドイツ側の視点から描かれているのに対し、
本作はフランス側の兵士たちの視点で物語が進んでいきます。
『西部戦線異状なし』を見た時は、
フランス軍がまるで恐ろしい敵のように映りました。
しかし『1918』を見ると、
今度はフランス兵たちもまた、
いつどこから攻撃されるかわからない恐怖の中で戦っていたことが伝わってきます。

塹壕の中にいる兵士たちは国籍が違うだけで、
誰もが生きて帰りたいと願う普通の人間だったのだと感じさせられます。
本作では派手な戦闘シーンだけではなく、
兵士たちの日常や仲間との絆、
故郷への思いも丁寧に描かれています。
そのため戦争の悲惨さだけでなく、
人間らしさも強く伝わってきました。
「西部戦線異状なし」は主人公死んじゃいますが、、、
この作品は最後に戦争が終わり、
主人公たちが帰還するという結末を迎えます。
戦争映画の中には非常に重い終わり方をする作品も多いですが、
『1918』は比較的救いのあるラストになっているため、
安心して見ることができます。
『西部戦線異状なし』を見て反対側の視点にも興味を持った方にはおすすめの一本です。
戦争の恐ろしさだけでなく、
「敵もまた同じ人間だった」という
当たり前だけれど忘れがちな事実を改めて考えさせてくれる映画でした。