『美味しくて泣くとき』を読んで――ごはんに宿る、やさしさの記憶

最近、森沢明夫さんの『美味しくて泣くとき』という本を読みました。(੭ु´ᵒ̴̶̷̤ωᵒ̴̶̷̤`)੭ु⁾⁾

タイトルに惹かれて手に取ったのですが、読み終えたとき、心の奥がじんわりと温まるような、そんな気持ちになりました。( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )

物語の舞台は、こども食堂です(。・ω・。)

その場所を通じて出会った人々が、時を経て支え合っていく姿が描かれています。ちょっと青春っぽさもありながら、最後には静かな感動が訪れるストーリーでした。

正直、こども食堂という言葉は耳にしたことはあっても、身近に感じることは少なく、「実際には行ける場所なのかな」と思っていたところがありました。でもこの作品に出てきたこども食堂は、普通の定食屋さんの一角がその役割を担っていて、地域の誰でも気軽に足を運べるようになっていました。

一般の人は普通に食べに来られて、募金ができる「寄付つき定食」なんてスタイルもある。これなら、自分でも行ってみたいと思える、そんな優しい空間でした。

こんなとこなら行ってみたい( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )

そしてこの本を読んで、思い出した味があります。

それは、学生時代、お金が底をついて何日もろくに食べられなかったときに、親戚のおばさんが作ってくれた、なんてことない家庭のご飯。(。・ω・。)

どんな高級料理よりも、その一皿が人生でいちばん「美味しくて泣いた」ご飯だった。あの時のことを、今でも鮮明に覚えています。(。・ω・。)

この本の「美味しくて泣くとき」は、料理そのものの味が感動的というよりも、その一皿に込められた“誰かの想い”が、心にしみて涙がこぼれるという瞬間のことかなとおもいました( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )

きらびやかなレストランのコース料理ではなく、当たり前のように出されたあたたかいご飯。そこに人の優しさが詰まっていて、読後にはきっと誰もが自分の“あの味”を思い出すんじゃないかと思います。

ちなみに映画もあるみたい!

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