「君のお金は誰のため」を読んでみました(*’▽’)
この本、文学作品に比べるとめちゃくちゃ読みやすかったです。
お金の研究をしているおじいさんが中学生に「お金の本質」について教えるお話で、
ちょっと授業っぽいけど全然堅苦しくなくて、スイスイ読めました(‘ω’)ノ
内容をざっくりまとめると、主に3つのポイントがありました!
1つ目は、
「お金は稼ごうと思っても稼げない。みんなのためになることをしている人に自然と集まる」ってこと。
例えば、アマゾンのジェフ・ベゾスさんみたいな人がいい例ですね。彼がやったのは、ただお金を稼ごうとしたんじゃなくて、便利で役に立つ仕組みを作ったこと。それが結果的に大きな富につながったみたいなはなしでした。(‘ω’)ノ
2つ目は、「お金自体には力がないから、ただ貯めても意味がない」。
例えば、お腹が空いてパンが欲しいとき、世の中にパンがいっぱいあればお金はそんなにいらないけど、パンが全然ないとお金をどれだけ持ってても買えない。つまり、大事なのは「お金を貯めること」よりも、「パンを作る技術(これは比喩だけど)」を身につけること。
3つ目は、「お金は道具である」ということ。物々交換の時代は、お互い欲しいものが一致しないと取引が成立しなかったけど、お金があれば相手が欲しいものを持ってなくても取引ができる。そういう「便利な道具」としてお金が生まれたんだよという話でした。
最近、NISAとか財テクとか投資の話題が多いけど、この本はそういう短期的な話じゃなくて、お金そのものの本質を考えさせてくれる内容でした。すごく視野が広がる良い本だと思います。
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