毎年、この季節は「日本の論点」という本たちをよみます。

「日本の論点」を読むようになったのは、
私が厚生労働省で働いていた頃、
当時の課長様(すごい偉い人 ( ;∀;))が
この本を机の上に積んでいたのを見たのがきっかけです。
きっと、読むとすごくなれるに違いないと思って頑張ってよんでます。
ちなみに( `ー´)ノ
日本の論点といっても、いろいろなところから出版されていて
僕が読むのは
日経新聞(これはすごい難しい)や

文芸春秋(これはちょっとポップな内容で読みやすい)

あと大前研一さんの本(ご意見に満ちてる)です。

2019年頃から、
毎年10月くらいになると手に取るのが習慣になっています。
正直に言うと、難しいけど、かなり勉強になります(^^)。
まずすごいなと思うのは、
読んでいると「次はこれが来るんだろうな」という話題が整理されていて、
あとからニュースを見てると
「あ、これ日本の論点に書いてあったやつだ」
となることが本当に多いです。( ;∀;)
普段ほとんど新聞を読まない、
医療業界どっぷりの私にとっては、
今年から来年にかけて世の中で何が話題になるのかを
一気に把握できるのがありがたいところです(人''▽`)ありがとう☆
これ一冊読んでおくだけで、新聞の見出しが急にわかるようになる感じがあります。( ;∀;)
それからもう一つの魅力は、
普段まったく触れないテーマに出会えることです。
どうしても医療系の本ばかり読んでしまうのですが、
「日本の論点」は全然違う世界を見せてくれます。
例えばは以前「女子高生パパになる」の著者の方の寄稿があり、
LGBTQの女性が性転換を経て子どもを授かった話が紹介されていました。
読んでいて、
「ああ、こういう人生がもう特別な話ではなく、普通に日常として存在しているんだな」と実感しました。( ;∀;)
最近はこの本を読んでいるおかげで、
普段は使わない言葉や考え方にもどんどん出会えて楽しいです。
「幸運の女神は前髪しかない」なんて言葉も、意味を知ると妙に腑に落ちますし、
「Qアノン」みたいな言葉も、
こんな集団がいるのか( `ー´)ノとか
語彙が増えるというか、世の中を見るレンズが増える感覚ですね。
私にとって「日本の論点」は、医療の世界だけに閉じこもらず、社会全体を俯瞰するための地図のような一冊です。今年もまた読みながら、「あ、世界の見え方が少し広がったな」と感じています(^^)。